モバイルバッテリーの放電は早い?放電が早いのには理由があります
「モバイルバッテリーの放電って早いの?」
「放電が早いモバイルバッテリーの特徴は?」
このようにモバイルバッテリーの放電の早さについて気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はモバイルバッテリーの放電について解説していきます。
- モバイルバッテリーの放電は早い?
- モバイルバッテリーの放電が早いのはリチウム製
- リチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由
- モバイルバッテリーの早い放電を避けるなら乾電池式がおすすめ
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モバイルバッテリーの放電は早い?
モバイルバッテリーは使うにつれて放電して充電の容量が減っていくというようなことを聞くことが多いのではないでしょうか。
実際にモバイルバッテリーを使用している方は使う度に年々モバイルバッテリーの持ちが悪くなっていっているように薄々感じている部分があるかと思います。
では本当にモバイルバッテリーの放電は早いのか。
結論から言うとモバイルバッテリーの製品や種類によっては放電が比較的早く、充電の最大容量がすぐに小さくなっていくものがあるのは事実です。
理由としてはモバイルバッテリーのように電力を貯蔵するものは基本的に自由放電を行っており、次第に放電が早くなる傾向にあるからです。
特に安物の質の悪いモバイルバッテリーにはそのような傾向が見られます。
よってモバイルバッテリーには放電が早いものがあるのは事実だと言えるでしょう。
モバイルバッテリーの放電が早いのはリチウム型
ちなみにモバイルバッテリーには主に2種類のタイプ、乾電池型とリチウム型のモバイルバッテリーがありますが、この2タイプの間での放電の速さはかなり違います。
そしてこの2種類のタイプにおいて放電が早いのは圧倒的にリチウム型のモバイルバッテリーになります。
実際に乾電池型のモバイルバッテリーは1年で1%ほどしか放電で電力を失いませんが、リチウム型のモバイルバッテリーでは1ヶ月で10%程度の電力を失います。
そのため、圧倒的にモバイルバッテリーの放電が早いのはリチウム型のモバイルバッテリーだと言えます。
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リチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由
ではリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由はなんなのか。
以下ではリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由を解説していきます。
- 品質の悪いものが横行している
- 電池の劣化が起きやすい
- 温度変化で放電しやすい
品質の悪いものが横行している
まず、1つ目のリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由としては品質の悪いものが横行している点があります。
理由としてはリチウム型のモバイルバッテリーはメーカーすら分からないような製品が安くネットなどで流通しているからです。
例えば、大手通販サイトや激安通販サイトでは大量に激安のモバイルバッテリーが売られていますが、こういった市場価格より極端に安いモバイルバッテリーのリチウムいmは品質が悪く、それ故に自己放電をしやすいものが多いです。
そのため、そういった安さに釣られて安いモバイルバッテリーを購入してしまうと必然的に放電の早いモバイルバッテリーを掴んでしまうことになるのです。
よって品質の悪いものが横行している点がリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由の1つとして挙げられます。
電池の劣化が起きやすい
2つ目のリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由としては電池の劣化が起きやすい点があります。
理由としてはリチウムイオン電池は充電を繰り返すごとに化学変化が起きるからです。
例えば、リチウムイオン電池で充電を繰り返すと正極や負極の材料が変化したり、電解液が分解したりすることで容量や性能が低下し、劣化が起きます。
そうすると容量が少なくなる分電池の減りが早く、モバイルの放電が早いと感じてしまうのです。
よって電池の劣化が起きやすい点がリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由の1つだと言えるでしょう。
温度変化で放電しやすい
3つ目のリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由としては温度変化で放電しやすい点があります。
理由としては温度変化特に高温になるとリチウムイオン電池内の化学変化が促進されやすいからです。
例えば、高温になると電池内部のリチウムイオンが減少することで電極表面にリチウム金属が析出する可能性などが高まり容量が減少、モバイルバッテリーの充電の減りの早さにつながります。
また、こういった温度変化はリチウムイオンの劣化にも繋がります。
よって温度変化で放電しやすい点がリチウム型のモバイルバッテリーの放電が早い理由の1つだと言えるでしょう。
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モバイルバッテリーの早い放電を避けるなら乾電池式がおすすめ
結論としてはモバイルバッテリーの早い放電を避けるなら乾電池式がおすすめです。
理由としてはリチウム型のものと違い、充電の繰り返しによる劣化などが起きないからです。
例えば、リチウム型のモバイルバッテリーでは繰り返し充電して使うため、保管方法や温度変化、繰り返しの利用で劣化の促進、徐々に放電が早くなり充電の持ちも悪くなります。
一方で乾電池式のモバイルバッテリーであれば電池の部分は乾電池であるため、使い捨てができ新しい電池に変えられるため劣化の心配がなく、毎回容量が満タンの状態で使うことができます。
よってモバイルバッテリーの放電の早さが気になるのであれば乾電池式のモバイルバッテリーがおすすめだと言えるでしょう。